ブックレット『左翼は再生できるか―戦後日本の政治攻防と社会運動』
テオリア論集4「負け組」をつくらない社会の創り方
三里塚闘争50年の集い7・17東京集会報告集 柳川秀夫・加瀬勉・石井紀子・平野靖識
テオリア論集5 「分断」から連帯の社会へ / 宇都宮健児・大井赤亥
講座・三里塚闘争50年 石井紀子/平野靖識/中川憲一/大森武徳/白川真澄
国連・憲法問題研究会報告第66集 安保法制下での安保状況・安倍政権下で進む軍拡/湯浅一郎
テオリア論集6 資本主義・トランポノミクスを問う/宮崎礼二・白川真澄
1978.3.26 三里塚管制塔占拠闘争40年 今こそ新たな世直しを! 3・25集会報告集
「明治150年」徹底批判 なぜ歴史を歪曲するのか / 山田 朗
テオリア論集7 安倍一強政治の“終焉” 民主主義と社会保障のこれから
テオリア論集8 日本の政治と社会を立て直す
テオリア論集9 「講座・1968〜69年反乱から50年」/松井隆志・高橋武智・内藤秀之
テオリア論集10 《生きづらさ》を強いる社会のこえ方/雨宮処凛・高端正幸・高坂 勝・鳥井一平
嫌韓ナショナリズムと植民地主義――「慰安婦」・「徴用工」問題の研究を踏まえて/今田真人
報告69集 先制攻撃する自衛隊へ−敵基地攻撃能力/清水雅彦
テオリア論集11 コロナ・ショックは世界をどう変えるか/白川真澄
テオリア論集12 「コロナ時代」を生き抜くために/五箇公一 瀬戸大作 宮部彰
報告70集「ポスト・トランプ」のアメリカ民衆と構造的暴力 マニュエル・ヤン
テオリア論集13 中国はどこに向かうか 平川均・丸川哲史・稲垣豊
報告71集 「反戦争論」ーー「ウクライナ戦争」にどう向き合うか 太田昌国
1978・3・26成田空港管制塔占拠 開港阻止決戦ドキュメント
テオリア論集14 社会運動から政治を立て直す 小林美穂子・吉田明子・杉原浩司・大井赤亥・伊藤真美・内田聖子
報告72集 改定安保三文書の敵基地攻撃・軍事費倍増で、日本はどこに向かうか 永山茂樹
新聞テオリア132号・2023年9月10日 働くことが壊されている――介護現場から
新聞テオリア133号・2023年10月10日 私たちの過去と現在地
新聞テオリア第134号・2023年11月10日 いま農村で何が起きているか
新聞テオリア第135号・2023年12月10日 シンポジウム 日本政治の分岐点開催
新聞テオリア第136号・2024年1月1日 改めて戦争と平和、正義を問う――パレスチナ・ウクライナ・東アジア
新聞テオリア第137号・2024年2月10日 現代世界における中国
新聞テオリア138号・2024年3月10日 株高と衰退――日本経済の表情
テオリア論集5 「分断」から連帯の社会へ / 宇都宮健児・大井赤亥
講座・三里塚闘争50年 石井紀子/平野靖識/中川憲一/大森武徳/白川真澄
テオリア論集6 資本主義・トランポノミクスを問う/宮崎礼二・白川真澄
1978.3.26 三里塚管制塔占拠闘争40年 今こそ新たな世直しを! 3・25集会報告集
「明治150年」徹底批判 なぜ歴史を歪曲するのか / 山田 朗
テオリア論集7 安倍一強政治の“終焉” 民主主義と社会保障のこれから
テオリア論集8 日本の政治と社会を立て直す
テオリア論集9 「講座・1968〜69年反乱から50年」/松井隆志・高橋武智・内藤秀之
テオリア論集10 《生きづらさ》を強いる社会のこえ方/雨宮処凛・高端正幸・高坂 勝・鳥井一平
嫌韓ナショナリズムと植民地主義――「慰安婦」・「徴用工」問題の研究を踏まえて/今田真人
報告69集 先制攻撃する自衛隊へ−敵基地攻撃能力/清水雅彦
テオリア論集11 コロナ・ショックは世界をどう変えるか/白川真澄
テオリア論集12 「コロナ時代」を生き抜くために/五箇公一 瀬戸大作 宮部彰
報告70集「ポスト・トランプ」のアメリカ民衆と構造的暴力 マニュエル・ヤン
テオリア論集13 中国はどこに向かうか 平川均・丸川哲史・稲垣豊
新聞テオリア
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19世紀から20世紀にかけて様々な大思想が繰り広げられ、「世界の問題は理論的には既に解きあかされた」と信じられていた時期もありました。
 しかし、20世紀末には未来への解答だったはずの社会主義諸国が崩壊。それは必ずしも資本主義の成功をもたらさず、今世紀に入ってテロや戦争、民族問題や環境問題、経済危機や格差など様々な問題が噴出し、社会主義に勝利したと喧伝されていた資本主義自体の行き詰まりもまたあらわになっています。私たちはいまも数多くの、いまだ解けていない思想や理論的な課題に直面しています。
 3・11の震災とそれに続く原発の事故を経て、時代は大きく変容しようとしています。私たちの多くは、これまでも様々な民衆の闘いを担ってきました。時代の展開のスピードが一気にそして確実に加速される中で、私たちがこれまでの闘いの中で主張しかかげてきたことを、改めて振り返り検証しなおしてみることが、今こそ求められているのではないでしょうか。またその中で経験し知りえたこと、つかみ取ってきたこと等を人々に伝え共有し継承していく、という時代的・世代的な責任も負っているのではないでしょうか。
 20世紀思想の大きな指標となったマルクス主義は、貨幣の「物神性」を解明することには成功しましたが、一方で近代や進歩、科学技術の「物神性」はあばき出せないままに来ました。それを突きつけるフェミニズムやエコロジーなどを始めとする新しい思想も芽生えています。この研究所では、それらを豊かに展開していく作業に取り組みたいと思います。
 また、新たに立ち上がろうとしている環境政党は「社会的公正と循環型社会」という二つのテーゼを掲げていますが、それらのテーゼのはらむ意味や両者の関係等をさらに深く考察していくという課題も私たちのめざすものです。
 この研究所は、学習会、講座「座標塾」、スタディツアーなどの企画、また新聞やブックレットなどの出版活動を当面は担うことになります。思想や理論分野に限定されたささやかなものかもしれません。
 しかし、これまでの民衆闘争の歴史は、常に時代を切り開く理論や思想と共にあったことを思い起こすならば、これもまたとても重要な領域です。この研究所も微力ながらその一翼をになうことをめざしたいと思います。
 多くの皆さんの参加を呼びかけます。

研究所テオリア